さばぺんタイムス

音楽と、本のレビューを中心に、その他もろもろを取り扱いたいです。

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知っておいた方が、きっといいですよ。「ここは今から倫理です。」

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アイキャッチ作ってみました。どんなもんでしょう...!

 

 

はい、というわけで今回も、体力の要るマンガのご紹介です!笑

 

いやひょっとしたらそんなことはないかもしれない...

 

私は、正直疲れているときには読めないな、と思いましたが、まあ人それぞれですからね!!笑

 

読むとちょっとだけ、人にやさしくなれるかも?今日も思わず怒ってしまった、もうちょっと優しくなれるといいんだけどなあ、そんなあなたにおすすめ。

 

そんな、「ここは今から倫理です。」の紹介です。

 

 

もくじ。

 

「倫理」って、知ってる?

舞台はとある高校。ここで、選択科目「倫理」を教えている「高柳先生」と、これを受ける生徒たちのストーリーです。

 

...ところで皆さん、「倫理」って科目、そもそも知ってますか?

 

皆さんの高校にもあったはず...ひょっとして、なかったかもしれない!と、まあ、そのくらいの科目です。

 

私、砂漠のペンギンの通っていた高校でも「倫理」という科目はありましたが、選択科目のなかの1つでした。大学受験の都合もあったりして、私自身はこの科目は取ってないんですよねー。

 

大枠でいうと、「社会科」に入ることになるかと思います、この「倫理」。社会科っていったら、日本史とか、地理とか...あと、大体くっついてくるのが「暗記」って言葉ですよね!笑

 

まあそんなくらいの倫理。では、どんな科目なのか?

 

文部科学省はこんな説明をしています。

青年期の課題の理解、人間の存在や価値について思索を深めること

 

だそうです。

 

...意外と分かりやすいっちゃ分かりやすいな。笑

 

ただ、まだ「じゃあどんななの?」というのが分かんないですよね。

 

では、「高柳先生」はどんな説明をしているか、1話の言葉をお借りして紹介したいと思います。

 

 ─倫理は─ 学ばなくても 将来 困る事はほぼない学問です

この授業で得た知識が役に立つ仕事は ほぼ無い

この知識がよく役に立つ場面があるとすれば─ 

死が近づいた時とか

 

 ...暗い!!暗いよ高柳先生!!

 

しかも、「この授業で得た知識が役に立つ仕事はほぼ無い」。

 

なんということだ。

 

私こと砂漠のペンギンは、割とそういう「余計なもの」が好きな人間なので、むしろこの言葉には興味をそそられますが、

 

人によっては、

 

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「は?じゃ意味ないじゃん。死とか知らんし。つまんな。寝よ」

 

となってしまうのかもしれません...。

 

久しぶりの登場ですね。「やる気」で検索かけたら出てきました。

 

「ほぼ役に立たない」倫理。じゃあ、なんでそんなの学ぶんだろう

「死が近づいた時」と言われても、なんだかピンときませんね。

 

高柳先生の言葉を、もうちょっとお借りしたいと思います。

 

倫理は主に 自分がひとりぼっちの時に使う。

信じられるものがなくなった時 死が目前に迫った時 人は宗教による救いを求める 

"宗教とは何か"

人間関係がうまくいかない 他人をうらやんでねたんでうまく生きる事ができない 

"よりよい生き方を考える"

悩みが絶えず苦しい...憂鬱...私は何の為に生きている? 昔の哲学者たちは生涯をかけ悩み続けた 

"幸せとは何か"

「男はこうあるべき」とか「女はこうしなきゃダメ」とか... そんな事誰が決めた? 

"ジェンダーについて"

「死にたい...」 "いのちとは何か"

どうですか 別に知らなくてもいいけれど

知っておいた方がいい気はしませんか

 

...深い!!深いよ高柳先生!!

 

なんだか難しそうなことばっかり。私こと砂漠のペンギンは、話を聞くのが割と苦手なので、

 

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「Zzz...」

 

となっているかもしれません。

 

でも、なんだろうなあ。高柳先生の言ってること、私はすごく共感できるんです。

 

世の中って、「知らなくてもいい」ことっていっぱいあると思うんですよ。昔そういうのを集めた「トリビアの泉」ってテレビ番組がありましたよね。「カメムシが自分のにおいで失神する」とか、ほんとどうでもいいじゃないですか。

 

そういうのってたくさんあるけど、知っておくとそれはそれでなんか楽しいし、なんかの時に役立ったりするかもしれないと思うんですよね。

 

私はこういうのをよく「心を豊かにする」って言ったりするんですけど。

 

人とのコミュニケーションなんかもそうだと思います。なんでもいいです、例えばその日のどうでもいい芸能ニュースとか。「知ってる」と「知らない」とでは、話のネタとか、話し方とか、全然変わってくるじゃないですか。

 

「何も知らない」よりかは、なんでもいいから「知っている」ほうが、きっと心に余裕も生まれるし、ちょっとだけ人にやさしくなれると思うんですよね。

 

ただ、宗教とカメムシを一緒に並べるのは乱暴と言われる気がしました。

 

こういうときに「知っている」ことが多いと、もうちょっとピンとくるたとえが浮かぶんですよね。ほらね。

 

倫理の先生は、どんな言葉をかけるのか

 

こんな動画があるんですね!これは、2話のエピソードです。

 

飛び降りようとしている、ギャルっぽい子。なぜ?理由を話すギャル。それに対して、スーパーまじめ女子高生。

 

バカじゃないの!?そっ そんなの...

死ぬ事に... 命の重さに比べたらちっちゃい事じゃないか!!

 

それに対して、高柳先生。

 

違います!!

恋に破れても... 家族が死んでも いじめられても

就職に失敗しても 仕事がイヤでも お金がなくても

人生が... 退屈でも!!

それがどんな理由でも

命に換わる程重い絶望になるんです!!

あの網の向こうに行く為に どれほどの覚悟が必要な事か...

 

このセリフが、私はすごく好きなんです。

 

何がきっかけでも、人によっては絶望になりうるんですよね。

 

それが、命を引き換えにしても消し去りたいぐらいになることもあって。

 

そういうときに、「共感」してくれる誰かが、何かがあることって、すごい救われる。

 

この場面で、こんな優しい言葉ってないと思うんですよね。

 

思わず、「自分だったら止められるのだろうか?」と考えてしまいます。

 

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「優しい」で検索かけたら出てきたんですけど、どういうことでしょうか。

 

 

倫理で人は救えるか

 

話それるんですけど。

 

「倫理」って、「救い」の学問だと思います。悩んだ時、立ち止まったときに、一つのヒントをくれるもの。

 

でも、果たして「倫理」で人は救えるのでしょうか。

 

砂漠のペンギンはこう思います。「時と場合による」。

 

...なんじゃそりゃ!!!

 

いや本当に時と場合によると思う。倫理がくれるものって、あくまで「ヒント」であって、答えじゃないんですよ。「こんなんもありますよ。どうすか」みたいなね。ここを勘違いすると大変なことになっちゃうときがあります。

 

だって、答えは、自分で出すものなんですから。

 

倫理ではそれが出せないときも、間違いなくあるはずです。カメムシが、どう頑張っても自分のにおいに立ち向かえないのと同じように。

 

そりゃみんながみんな同じように救われりゃあサイコーですよ。ところがね、そもそも倫理で出てくる話自体がもう「人それぞれじゃね?」って感じ。登場人物もみんな同じこと言ってるようで全然性格違う。そんなんで万人を救うなんてむりむり。(ヾノ・∀・`)ムリムリ

 

実際、このマンガの3巻では「救えなかったエピソード」も語られます。

 

だけど。

 

知っておいた方がいい気はしませんか

 

なんです。

 

そういう、ある意味でテキトーな学問、倫理。でも、嫌いじゃないなあ。

 

 

もし今悩んでる人がいたら。

 

解決のヒントが、このマンガ、そして倫理に転がってるかもしんないですよ。

 

もしよかったら、読んでみてください!!

 

「知っておいた方が」、きっといいはずですよー!

 

 

それでは、また~。