さばぺんタイムス

音楽と、本のレビューを中心に、その他もろもろを取り扱いたいです。

さばぺんタイムス

N国党を「肥溜め」とバカにする世間が一番危険だ。

news.yahoo.co.jp

mainichi.jp

 

相変わらずやってますね。ずいぶん盛り上がっている様相。

 

人々は、彼らの姿に何を見ているのでしょうか。「NHKをぶっ壊してくれる人たち」なのか、「面白いものを提供してくれる人たち」なのか、「政界の肥溜め」なのか。それはもはや定かではないのではないですか。

 

いろいろ、大事なものがぼかされているような気がしてなりません。彼らが何者で、何を目指していて、それが成されたときに何が起こりうるのか、その次にどのような世界が生まれうるのか。これを果たしてどれだけの人が理解しているのでしょうか。

 

そして、その事実・・・すなわち、彼らの真のねらいと、その先を考えづらい状態・・・は恐らく、彼らにとって「作戦通り」です。彼らにとっての次の勝負は衆議院選挙ですから、あらゆるパフォーマンスは、そこに向けてのステップにすぎません。

 

彼らは「政治家」です。自らが力を行使することのできる環境を作り上げることが全てであり、他には何もありません。

 

そのことが分からないうちに、「面白い」と言っているうちに、彼らは衆議院過半数議席を獲得することになるのです。その時、あなたは何と言いますか?「彼らに政権を握らせるつもりはなかった」とでも言うのでしょうか。彼らの望みが全て成し遂げられたあとの反省に、何の意味がありますか?

 

www.sabapen.net

 

彼らの思想の根幹に据えられているのは「主権在民」という思想です。

 

彼らが何をやったところで、それは主権者=国民の思想であり、彼ら自身の思想ではないのだ、という言い逃れの道を、彼らは常に整備しています。そしてそれは、ある意味で正しい。全ての行動に責任を負うのは、彼らではなく、国民。

 

あちらが「主権在民」を理論武装の中心として据えている以上、彼らに対抗するための思想は「主権在民」でしかありえないのです。

 

だからこそ、知らなければなりません。彼らが何者なのか。

 

 

もう一つ。彼らを「肥溜め」と称することはあまりに危険です。他者を攻撃的な言葉で侮辱するという行為は、彼らの行為と何ら変わりがないからです。

 

www.nikkan-gendai.com

「自由」を愛する国家で生きる以上、他者を侵害することは許されません。他者を侵害する自由を認めるということは、自らが侵害される自由を認めることにもつながるからです。

 

www.philosophyguides.org

そんな世間が存在したところで、彼らが台頭する世の中と何ら変わりません。彼らが台頭することを「危険だ」というならば、そのことを肝に銘じるべきです。