さばぺんタイムス

音楽と、本のレビューを中心に、その他もろもろを取り扱いたいです。

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「GAFA×BATH」を読んだら、「KILLER APE」の未来が見えた。

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 はいどうもーヽ(゚∀゚ゞ)!

 砂漠のペンギン[@saba_pen]です。

 

 最近Twitterが楽しくてですね、あの宮台真司さんにRTいただいたり、「KILLER APE」「バンデット」の河部真道さんにRTいただいたり、FACTFULNESSの訳者の関美和さんにはリプライまでいただいたり!!!狂喜乱舞してる砂漠のペンギンの今日この頃です!!ありがとうございます!!

 (っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァアアアァ

 

 本日は、2段重ねでお届けしますよ!!1つは、「GAFA×BATH」という、300ページくらいの難しい本。もう1つは、モーニングで連載中の「KILLER APE」というマンガです!!この2つには、見えないようで見える繋がりがあると思うのです...

 

 というわけで、いくぜ!!

 

 

もくじ。

 

 

1.「GAFA」ってなに?「BATH」ってなによ?

 砂漠のペンギンは、つい最近まで「BATH」を知りませんでした。「GAFA」ならなんとなく知ってましたよ。でも、「なんとなく」です。何かのネット記事で「BATH」という言葉を見かけたのがつい最近。それが中国の4大IT企業の頭文字だということが分かっても、だから?って感じでした。

 

 きっかけになったのが「めざましテレビ」です。このあたりの話は、先日記事にまとめておりますのでそちらをご覧くださいませヽ(゚∀゚ゞ)

 

www.sabapen.net

 「テンセント」の歩行者認識技術に衝撃を受けた私は、「やべえ!!世の中進化しすぎ!!遅れてる!!勉強しなきゃ!!」と思って本を買いました。それが、「GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略」です。

 

honto.jp

 「GAFA」と言えば、

 ・検索大手「Google」

 ・ネットショッピング大手「Amazon」

 ・SNS大手「Facebook」

 ・パソコン、スマホ大手「Apple」

 の頭文字を取った、アメリカの4大IT企業を指す言葉です。

 

 それに対して「BATH」は、

 ・検索大手「Baidu」

 ・ネットショッピング大手「Alibaba」

 ・SNS大手「Tencent」

 ・パソコン、スマホ大手「Huawei」

 の頭文字を取った、中国の4大IT企業を指す言葉です。

 

 「HUAWEI」を「ファーウェイ」と読むの、最近知りました...。

 

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2.「BATH」がどうやらすごいらしいぞ

 「中国のIT企業って、たいしたことないんじゃ?」と思った方もいるかもしれません。ところがどっこい、その勢いはとてつもないことになっているらしく、5年前10年前の常識はもはや通用しない状態になっています。

 

 「BATH」と「GAFA」、それから日本企業の現状の比較は、以下のサイトに詳しく記載されております。

www.jmca.jp

 「数字で全てを語ることができない」とは「FACTFULNESS」の言葉ですが、とはいえ、日本人としてこの数字を見て驚かない人は少ないのではないでしょうか。「Made In Japan」が世の中を席巻していた世界は、ここにはもうありません。

 

 「中国は人口が多いから、日本企業より規模が大きくて当たり前だ」ということをおっしゃる方もいるかもしれませんが、「BATH」に関する様々なニュースや、ここ最近のアメリカのHuaweiに対する警戒を見ている限り、その言葉は意味を為さないでしょう。5年前10年前の常識が根強い方なら、なおさら。

 

先日、孫正義氏が「日本はAI後進国」と発言し話題を集めておりましたが、この発言が冗談ではないことは、本書からうかがい知ることができます。

www.itmedia.co.jp

 

 

3.「GAFA×BATH」を読んで、「KILLER APE」を思い出す

 驚くべきは、各企業の事業展開です。例えば、「Amazon」と言えば思い浮かぶのはネットショッピングですが、もはやそれだけにはとどまっていません。金融業にも進出し、「Amazon Go」という無人コンビニも開店しました。

 

 このような事業展開は各企業積極的に行っていて、「Baidu」は自動運転機能の社会実装を目指しています。果たして、企業の拡大化はどこまで進むのでしょうか?

 

 

ところで、砂漠のペンギンは、この本を読みながらあるマンガのことを思い出していました。モーニングで連載されている「KILLER APE」です。

 

morning.moae.jp

 

 舞台は2199年、ある民間軍事会社に就職した主人公「坂本哲平」が、ネット上にシミュレートされた歴史上の戦場に放り込まれ兵士として戦争を学んでいく、というストーリーです。

 

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哲平は「配信者」として、リアルな戦場をYoutuberさながら世界に配信しようとしている。

 

 

 なぜこの「KILLER APE」を思い出したか?その理由は、このマンガの世界観にあります。

 

 「KILLER APE」で描かれる2199年の世界では、「Angle」「BUNDLE」「CHING」という3つの企業が、国家の代わりに世界を掌握。互いににらみ合いを利かせています。

 

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「KILLER APE」の世界において、国籍はもはや意味を為さない。

 

 

 そのような世界になるまでにどんなことが起きたかはまだ触れられていませんし、今後も触れられないかもしれません。しかしながら、「GAFA×BATH」を読んだ後でこの「KILLER APE」を読んでいると、この「企業が支配する未来」がいやに現実味を帯びて見えてくるような気がするのです。

 

 

4.「企業が支配する未来」は来るのか

 本によれば、Facebookにアカウントを持ち、月に1回以上ログインするユーザーの数は、2018年12月時点で23億2000万人。砂漠のペンギンも、その1人です。なお、テンセントが運営するSNS「QQ」は約15億人のユーザーがいるそうです。併せて約38億人、これは2019年の世界人口・77億人のほぼ半分に迫っています。

 

 繰り返しますが、「数字で全てを語る」ことはできませんし、ユーザーの数そのものが何かに直結するわけではありません。しかし、私たちの何気ないネットでの行動は、企業に「個人情報」として蓄積され、それらは既に「ビッグデータ」として様々な分野で活用されています。

 

sayakabu.com

 

 こういった「個人情報」が、「サービスの向上」にのみ使われているのならば、さして問題はないでしょう。では、「それ以外」に使われる可能性は?例えば、テンセントは歩行者を認識する機能を開発しています。これとSNSの情報を紐づけできたとしたら?そういえば、AppleiPhoneでは、「Touch ID」や「Face ID」といった認証機能が既に一般的ですね。そう考えると、可能性は無限大。

 

www.nikkei.com

 

 「FACTFULNESS」によれば、「世界はどんどん良くなって」います。ネットワークに触れることのできる人々が増えていけば、今後もメガテックのセールスは伸びる一方でしょうし、規模は拡大を続けていくことでしょう。

 

 これらの企業のサービスが世界中を網羅し、彼らがいま以上に個人情報を集めまくったときに、果たして何が起こるのか?「KILLER APE」の描く未来は夢物語のようで、実は現実的な未来なのかもしれません。

 

 

5.おわりに

 ここまでさんざんはやし立てておいてあれですが、「なぜ、今の世の中において国家が権力を持っているのか?」を考えると、「企業が支配する未来」が到来する可能性はまだちょっと考えにくいかな?と個人的には思っています。

( ゚∀゚)=○)゚∀゚)・∵ イッテルコトチガウヤンケ

 

 可能性があるとしたら、PMCをメガテックが持ち始めた瞬間かな?あるいは、「情報」が「暴力」を確実に上回った瞬間か。でも、BATHは実質中国共産党の持ち物のようなものだし。まだまだ国家の時代が猛威を振るうことでしょう。企業が支配する世の中が来るとしたら、きっとそれは世界大戦の後だな。

ja.wikipedia.org

 砂漠のペンギンの貧弱な頭脳ではここまでしか考えられません。あとは皆さんのご想像にお任せします。今度時間を取って考えてみようかな。

 

 なお、「KILLER APE」はチョー面白いです。企業とかなんとかそういうのぬきにしてチョー面白いので、ぜひ読んでくださいね。例によってグロめですが。

 

6.まとめ

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それでは!

ァディオ───(`・ω・´)ノ───ス