さばぺんタイムス

音楽と、本のレビューを中心に、その他もろもろを取り扱いたいです。

さばぺんタイムス

最高にイタくて最高に優しい。「ふくろうず」をなぜ聴かなかった!その1

 一昨年の12月、私の大好きな、とってもイタいバンドが解散してしまいました。その名は「ふくろうず」

 

今回は、このバンドのことを紹介させてください。いや、分かってはいるのです。多分、このバンドの記事は、今書いたところでそんなに人の興味をひかないのかもしれないだろうと。でも、書かずにはいられなかった。だって...好きだから...//

 

ということでまずは、どれほどのイタさを抱えているか、上のPVをご覧ください。ご覧になっていただいたうえで、この続きをどうぞ。

 

 

もくじ。

 

 

ふくろうずの魅力①「イタい」

いかがでしたか?

 

まあ、言いたいことは伝わったでしょうか。見た目も、やってることも、存分にイタい。最後の方なんか、わけわかんないじゃないですか。ぜひこのノリを続けていただきたかった。最近この言葉をあんまり聞かなくなったような気がするんだけど、「サブカル」って感じがしますよね。でも、こういうノリを全力でやっちゃって、アルバムのリードトラックにしちゃうところ、嫌いじゃないです。

 

しかし!この人たちの真骨頂は見た目がどうとかそういうところではないと私は思います。では、どこか?それは、歌詞です。

 

この人たちは歌詞もまたイタい。例えば、「ループする」という曲をご紹介させてください。公式がYoutubeに挙がっていないので、ぜひ手に入れて聞いてください。

 

この曲は、自分のことを「ばか」とか「だめ」とか「残酷」とか散々貶めちゃう曲なんですが、一番最後のフレーズがいいのです。

いいね、いいね、切ないね まだちゃんと胸が痛むよ

やべぇ!

 

よく分からないけど自分はだめだと決めつけ、だめな自分に落ち込んでいる。その一方で、落ち込む自分がいることに満足している。感情のリサイクルみたいなことをしているわけです。だから「ループする」なんでしょう。要は、メンヘラってやつ。

 

もし自分だったらどうだろう。こんなことやってたら身がもちません。

 

こんな歌を堂々と歌ってしまえるそのイタさ。とは言っておきながら、私にはこの歌がとっても沁みてしまうのです。この曲調とか、内田さんの声質なんかが完全にツボなのもあると思うんですが、とにかく好きだった。

 

 

ふくろうずの魅力②「優しい」

 

さきほどの「砂漠の流刑地」は、このバンドの「イタさ」が前面に出ていると思うのです。ですが、それだけで終わるふくろうずではありません。このバンドのもう一つの魅力を紹介させてほしいのです。

 

この曲なんかもう9年も前だ...「ごめんね」という曲。この曲の中では、終始「ごめんね」というフレーズが登場します。

 

それは、誰に向けられた言葉なのか。恋人か友達なのかは分かりませんが、恐らくは近しい人です。しかし、その「ごめんね」という言葉の理由を探ってみると、

あらそいも、約束も、流した涙も ちっぽけだった ごめんね

殺してくれ!と叫び出すような恥ずかしい夜も

抱きしめててくれよ、ほんとごめんね

ありふれてるあたしたちの運命も ごめんね

こんな感じ。

 

なんだか、「ごめんね」という言葉の中に、自分自身を責めているようなニュアンスを感じてしまうんですよね。「こんな自分でごめんね」みたいな。

 

本当はあなたに、もっともっと大きくて、もっともっと特別なものをあげたいのに、そんなこともできなくて、むしろお願いばっかしてて。このすごく優しくて、けなげな感じ。

 

...あのね。私は最初見出しを「ふくろうずの魅力② 『優しい』」にしてるんですけど、悩んだんですよ。「これ、優しいんじゃなくて「めんどくさい」んじゃね?」って。笑

 

だって実際そういう人近くにいたら正直めんどくさいって感じること多いと思うんですよ。優しさ見出すのもなかなか至難だと思うんですよ。でも私敢えて書くよ「優しい」って。せっかくだから。もったいないから。イッツモッタイナイ。

 

そんな思いも優しく伝えてくれる、音楽ってステキだと思うんです。ふくろうずの魅力はこの音楽性。内田さんの声もそうですが、ものっすごく優しいんですよね。

 

ふくろうずの魅力③「遊びすぎ」

 さて、ここまでまじめに伝えてきたふくろうずの魅力ですが、こんなところも魅力です。

 

どんなところ?それは、上のMVを見てもらえれば分かるでしょう。

 

最初に挙げた「砂漠の流刑地」もそうなんですけど、時折この人たちはえらい勢いで遊びに走るんですよね。

 

「いま何時?」で1曲完結させちゃうのって結構難しいと思うんですけど。でも、そんなこともたまにやっちゃって、MVまで作っちゃうのも、ふくろうずの1つの魅力。

 

他にもヘンテコな曲あるんですよ、「ドーナッツどーなってんの?」とか。いや知らないっす。

 

 

さてそんなふくろうずですが、一番最初に書いた通り、一昨年の12月に解散してしまいました...なんということだ...。

 

引き続きふくろうずの紹介をさせていただきながら、解散のことについてもちょこっと触れることができたらいいなと思います。

 

それでは、また~。

 

続きは

へ、どうぞ!