さばぺんタイムス

音楽と、本のレビューを中心に、その他もろもろを取り扱いたいです。

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「FACTFULNESS」の最大の敵は、やっぱりドナルド・トランプ。

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 はいどうもーヽ(゚∀゚ゞ)!

 砂漠のペンギン[@saba_pen]です。

 

 「なぜ、私たちは余裕がないのか?」について考える会・会長です。みなさんこんばんは。

 

 さて、「FACTFULNESS」を読み終えました。ご存じです?プレゼン界の巨匠・ハンス・ロスリング氏と、その奥さんのアンナ・ロスリング・ロスランド氏、そして息子のオーラ・ロスリング氏の著書です。

www.nikkeibp.co.jp

 

 最近すごく売れてるみたいですねー。砂漠のペンギンも気になって買っちゃいました。面白かったですねー。

 

 ということで、この本がどんな本か?そして、この本を読んで考えたことについて、記事にしました。ご覧くださいませ。

 

 

 

もくじ。

 

 

 

1.「FACTFULNESS」の伝えたいことと、最大の敵

 「思ったよりも、世界はいい感じなんだよ」というテーマで話が進んでいくんですけど、ハンス・ロスリング氏の言いたいことはたぶんその先にあるんですよね。

 

 この本が一番伝えたいテーマは「本能と戦うために、どうすればいいのか」なんだろう。

 

 しかし、「本能」という言葉はなかなか恐ろしい言葉で、要するに「何もしなければ、そうなる」ということではないのか。この本に記されている10の本能は、たぶん、「何もしなければ、そうなる」。まるで当たり前のように。

 

 例えば、そこで、「本能のままに生きることこそが人間らしさだ」という人が現れたら、この本の理屈はどうなってしまうのだろうか。そのように生きたとして、その先の結末もこの本は記しているけれど、「そんなことは関係ない」あるいは「デタラメだ」と言う人が現れたとしたら。例えば、トランプ。温暖化すら「デタラメだ」という権力者に対して、この本は立ち向かうことができるのだろうか。

 

 温暖化に関するインドのエリートの話がこの本で取り上げられていて、私たちから見れば全くもってその通りだと思う。ちなみにトランプは何と言っているか?

 

www.bbc.com

「中国や日本やアジア全体とかほかの色々な国がやらないと。(報告書は)この国のことだが、現時点でこの国はかつてないほど清潔で、自分にとってそれは大事なことだ。だから清潔な空気、清潔な水が欲しい。とても大事だ」と、大統領は話した。

 

 「デタラメだ」とは言わなくなったらしいけれど、「アメリカはキレイだからいいんじゃない?」とのことである。

 

 なんでこんな訳の分からないこと(失礼!)を言っているのか、についても一応の考察があるよう。

wedge.ismedia.jp

問題は、なぜトランプ氏が、このように先進諸国が一様に認める温暖化対策の必要性をかたくなに否認し続けるのかだ。そのひとつのカギを握っているのが、国内石炭、石油産業とのかねてからの癒着関係だといわれてきた。

 

 なるほど。

 

 

2.最大の敵・トランプは「デタラメ」なのか?

 トランプはよく「不規則発言」が多いと言われているが、自分は意外と筋が通っているんじゃないかと思っている。問題なのはその筋の通り方がヘンテコリンというか、「私たちにとって」デメリットが多いというだけの話なんじゃないかなあ。

 

 要は、ジャイアン。「おれの問題は、お前が何とかしておけ」ということである。「のび太も悪い」理論。なんということだろうか。

 

 データを見せてみれば「嘘に決まってる!」というのだから、これではお話にならないし、タチの悪いことにアメリカ国民は彼を選んでいる。

 

 彼にとって、中国も日本も同じなのだろう。というか、「彼の票になる勢力」と「それ以外」という感じか。だから未だに「日本は自動車をアメリカに高く売りつけているだろう」と言ってみたり、安保条約はいらないんじゃないか、とか言い出すのだろう。手っ取り早いし。

 

 こんな強気な発言してられるのも、いざとなったらケンカでやっつければいいだけだからである。むしろ、ケンカした方が儲かる。きっと彼の周りには、「なぜのび太をやっつけるとジャイアンにいいことがあるのか」を散々説いている、武器売りだったり薬売りだったりがいるんじゃないだろうか。ケンカが始まれば、ジャイアンに武器を売ったり薬を売ったりして自分たちは儲かるからねえ。

 

 はた迷惑な話で、「どうしたらいいんだろう」と困るのは「それ以外」の人たちである。まいったまいった。こんな人が、GDP1位の国のトップになっていて、じゃあ私たちは子どもに世の中をなんて教えたらいいんだろうか。

 

 ところで、共和党っていうのはどちらかというと日本にやさしかったような気がする。たぶんいざって時にアメリカの盾になってもらうためだったんじゃないかと思うんだけど、それすらもトランプは超越してるからなあ。なんとも。

 

 

3.「のび太が悪い」が1番分かりやすい?

 なんで彼みたいなのが当選するかって、それこそこの「FACTFULNESS」のいうところの「本能」を掻き立てる力に優れているからなのだろう。そうでなければ、あんな金持ちにはならないと思う。

 

 ところで、世の中トランプみたいなのばっかり出てきている。なんでだろうかって、やっぱり「余裕がない」からだと思うんだよなあ。じゃなきゃ、「移民が悪い!」にあんなにたくさんの賛同は無いわけでしょ。フランスのルペンが大健闘、みたいなことにはならないわけでしょ。フランス代表あんなに移民だらけなのにどうしろっていうんだろうね。

 

 「移民が悪い」理論は極めて分かりやすい。だって、「私たち」とは違いすぎるから。何かを標的にしようとしたいとき、1番手っ取り早いのは「ちがう」人たち。そして、何かを標的にしたい時はどんな時かというと、手っ取り早く問題を解決したい時だ。例えば、お金がない。例えば、退屈だ。そんなときに、攻撃対象がいると話は非常にスムーズだ。

 

  なぜ人は「分かりやすい」を求めるのか?これはこれから調べていきたいと思っているんだけど、一応の仮説として「分かりやすいと時間を取らずに済むから」⇒「時間的余裕が欲しいから」というのを考えておきます。

 

 じゃあそんなに分かりやすいのに何が問題なの?それこそ、「FACTFULNESS」を読めばいいと思う。ただこの本、長いんだよなあ。どうにか、もうちょっと分かりやすくできないかな、と思ったりもするんだけど。

 

 「反知性主義」という言葉が登場して久しい。この言葉に対抗する手段をこの本は持っているだろうか、というか、「知性」と呼ばれるモノは持っているのだろうか。

 

 っというところで今日はおしまいです。

 

 

4.まとめ

 

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 いまんとこスラスラ書けるんですけど、分かりやすさは度外視している状態です。まあ、分かりやすさは最後の段階だと思っていて、今は「知識」と「やってることを分かってもらう」の蓄積期間と捉えています。もしよろしければ、シェアをお願いいたしますます~。

ァディオ───(`・ω・´)ノ───ス