さばぺんタイムス

音楽と、本のレビューを中心に、その他もろもろを取り扱いたいです。

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「FACTFULNESS」を分かりやすくするためには?

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はいどうもーヽ(゚∀゚ゞ)!

砂漠のペンギン[@saba_pen]です。

 

今回は、「FACTFULNESS」についてのお話、第2弾でございます。

せっかく買って読んだんだから、最大限使い切ろうじゃないか!ハハッ!

 

というわけで、今日のテーマは「『FACTFULNESS』を分かりやすくするためには?」です。 もうタイトルの時点で何言ってんだおまえ?ってなると思うんですよ。でもね、砂漠のペンギンが目指してるのはそこなんです。

 

では、いってみよー。なお、ややネタバレ気味です。

o(゚∀゚ヽ)(/゚∀゚)o レッツゴー♪

 

 

もくじ。

 

 

 1.はじめに

 「FACTFULNESS」っていう本はもうほんと十二分に分かりやすくて、すごく興味を惹きつけられるし、「じゃあどうすればいいのか?」までハッキリわかるようになってるんです。

 

 だけどね、ペンギン思います。この本は、とっつきにくいような気がするんです。

 

 イタタタ!石を投げないで!...いやね、自分でも言ってて「何言ってるんだろう」っていう心境ですよ。だけど、よく考えてください。「FACTFULNESS」のページ数は、全部で397ページ。付録や訳者あとがきを抜いたとしても、話の本筋は大体329ページ。300ページ超ですよ皆さん。

 

 手元にあった「中間管理録トネガワ」の8巻がだいたい150ページ。ですから、2倍っ・・・2倍超っ・・・!

( ゚∀゚)=○)゚∀゚)・∵

 

 私の感覚ですが、この手の長い本を悠々と読める人っていうのはそんなに多くないと思うんですよね。買ってみたはいいけど読む時間がない、とか。買ってみたはいいけど文字ばっかりでよく分からない、とか。いや実際そういうことってありません?

 

 この本が、熟考による熟考の末にまとめられているというのも事実です。が、もーちょっとサクッといけないか?ということで、手段を考えてみました。

 

 

2.「目で見て」分かるようにしたい

文字よりも、視覚に訴えた方が早いことが世の中にはあるのです。

studyhacker.net

 それは、Twitterでどんなツイートがバズってるかを見てると一目瞭然ではないでしょうか。長々と書かれた文章よりも、マンガでズビッ!と示されているツイートの方がバズっていませんか?

 

 幸い、この本にはたくさんのグラフがありますから、これをまず重点的に使ってみればいいのではないでしょうか。もっと言えば、2006年のTEDプレゼンで使っていたバブルチャートがあればそれだけでも十分かもしれない。

www.ted.com

このプレゼンはすごい!ですよ。

 

 

3.本筋にたどり着くまでの道のりを示す

 この本の冒頭では、「著者のハンス氏がサーカス好きである」という話が展開されています。それだけでなく、似たような物語が、各章の冒頭に書かれています。このストーリーは、ハンス氏がどういう人物であるかということを知るためには重要で、この本の内容に根拠をもたせたり、本の内容へと読者を惹きつけようとする意図が感じられます。

 

 こういった部分は、この本を1つの読み物、物語として読む分にはとても重要なとっかかりだと思うのですが、この本が1番伝えたいことは何か?を考えると、そこまで必要性はないのではないかな...と感じます。

 

 つまるところ、「ハンス氏の人となりを知る」⇒「ハンス氏の伝えたいことが分かる」には必ずしもならないのではないのかなと。ここは非常に難しいところで、フレーバーというか、深い理解には必要だと思うのだけれど、そこまでの理解が果たして本当に必要か?という感覚。

 

 ちなみに、個人的に1番しっくりきたのは、「訳者あとがき」です。この本を一通り読み終えた後にこのあとがきを見て、「そうそう、そーいうことだよね」って思ってしまいました。

 

 たぶん、「道のり」が必要だと思うんですよ。「サーカス?だから何??」と感じる人はひょっとしたらいるのかもしれません。「この本はこういう本で、こんな感じで進めていきますよ」みたいな前段階があると、少し優しいような気がしました。

 

 

4.伝えたいことは、ハッキリ示す

 ところで、「この本が伝えたいこと」とは一体何なのでしょうか。砂漠のペンギンは、

 

(1)気付いていなかったかもしれないけど、世界は思ったよりも良くなっているんだよ。

(2)世界が悪くなっていると感じてしまうのは、「本能」のせいだよ。

(3)「本能」と戦っていくためには、こういうことが必要だよ。

 

の3点セットだと読み取りました。

 

 ペンギンに言わせれば、人間の正答率がチンパンジーより低いとか、ハッキリ言ってどうでもいいんですよね。「私たちが思ったよりも世界を分かっていない」ということを強調するためだけのエピソードなんだし。

 

 あっ、注意してほしいのは「私たちが」であって「あなたが」じゃないということね。「あなたが」クイズに何問正解しようが、どうだっていいんですよ。全問正解したら、ご褒美でももらえますか?それとも、全問正解したあなたなら世界を今すぐにでも変えることができるのですか?

 

 だから、amazonのレビューでチンパンジーのくだりに文句垂れてる人とか、「私はクイズ全問正解だった、このクイズはレベルが低い」みたいに言ってる人って、読み込み足りてないし、この本の真意を分かろうとしてないよなあって思う。

 

  話がそれましたね。私が言いたいのは、「要点をまとめよう」ってことですよ。この本の優しくないところは、「まとめ」がないところ。もちろん、敢えてそのような構造になっているのだろうということは百も承知ですが。

 

 巻頭・巻末のグラフだったり、325ページの「ファクトフルネスの大まかなルール」は、まとめのようでまとめになってない。だって、これを見ただけではいったいこの本が何を伝えたいのかは読み取れないのです。読み取れるとしたら相当に能力のある方だと思いますし、私はそういった方向けにこの記事を書いているわけではありません。

 

 繰り返しますが、この本が「どう受け取るかはあなた次第です」というスタンスで書かれているであろうことは百も承知です。でも、それではうまく読み取れない方もいるでしょうし、そのスタンスを取るためには、やや長いのではないかなあ。

 

 伝えたいことは、ハッキリ示すべき。

 

 

5.おわりに

  最後の最後でぶっちゃけますけど、「あなたがどのように感じたか」が正解だ、というところはブレちゃいけないのかなって思います。砂漠のペンギンが思うところはたくさんあるのだけれど、それを人に強制しちゃいけないのかなーと。だって、そうするといずれ自分にも跳ね返ってくるからね。

 

 それに、きっとハンス氏もそういうスタンスなのだと思うのです。じゃなきゃ、ペンギンがつらつら書いたようなことはとっくに示されているはずだし、実はこの本はけっこう曖昧だと思うのです。だからこそ、読みがいのある本だと思います。

 

 

6.まとめ

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では、また次回。

ァディオ───(`・ω・´)ノ───ス