さばぺんタイムス

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選挙その1。じゃあ、どうすれば投票率は上がるのか

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はいどうもーヽ(゚∀゚ゞ)!

砂漠のペンギン[@saba_pen]です。

 

選挙でしたねー!皆さんは行きましたか?

行った方がいいですよー。だって、この国で1番えらいのはあなたなんですから。

(*ノωノ)キャー

 

さて、さばぺんタイムス、ちょっとだけ選挙の話に触れてみます!

そう何回もあるもんじゃないですからね、せっかくの機会にやってみよう。

 

今回のテーマは、「投票率の低さ」です。

 

 

もくじ。

 

 

1.「若者が投票に行かない」は、じつは昔から

投票率が低い、特に若者」という話はよく聞かれます。有名なニュースのサイトでもこういった言説が見られます。

www.ntv.co.jp

 

そして、今回の参議院選挙の投票率は「48.8%」で過去2番目の低さでした。

headlines.yahoo.co.jp

 

ところで、投票率についていろいろ調べてみると、こんなグラフが出てきました。

www.akaruisenkyo.or.jp

このグラフが結構面白くて、結局いつの時代も若者たちの投票率は低いんだってことが分かります。

 

なんせ、平成8年の20代の投票率が「36.42%」です。平成29年の20代の投票率「33.85%」と対して変わりません。

 

平成8年に20代だった方々は、いま40代。この方々は果たしてどんな心持ちで、若者に対して「選挙に行け」と言っているのでしょうか。あるいは、過去投票しなかった経験を活かして、「投票に行ったって意味ないよ」と若者に教えているのでしょうか。

 

ちなみに、平成29年の40代の投票率は「53.52%」、平成17年の30代の投票率は「59.79%」ですから、この年代の方々は歳を取るにつれ投票に行くようになってきたようです。

 

彼らはなぜ投票に行くようになったのでしょうか。個人的には、今の20代に「選挙に行かない理由」をインタビューするよりも、今の40代に「なぜ今になって行く気になっているのか」をインタビューしてみてほしいですね。

 

なお、平成8年の選挙は、突如現れた巨大勢力「新進党」にとって初の衆議院選挙。政治の変わり目ならば関心も強まるのではないか、と思うところですが、この近辺で投票率は急速に低下しています。政局の変化はさして投票率に影響を及ぼすわけでもなさそう、というよりむしろ投票率の低下を誘発しているのではないか、とすら思えます。

 

 

2.選挙に行く人ってどんな人?

逆に考えてみましょう。じゃあ、選挙に行く人たちってどんな人たちなんでしょうか?ちょっと堅苦しいのですが、この論文を見てみましょう。

 

日本では投票するのは以下のような人々である。すなわち,彼らは「政治的関心が高い」,「政治的義務感が高い」,「政治的信頼が高い」,「政治参加のコスト感覚が低い」,「地域愛着度が高い」,「政党支持が強い」,「組織に加入している」,「男である」,「年齢が高い」,「農林漁業に従事している」,「町村に住んでいる」などである。 

 

30年前のデータということですから、現代に当てはめるのはやや難しいかもしれませんが、こういった条件に当てはまる人が減っているのはここ最近のニュースを見てれば明らかではないでしょうか。増えているのは「年齢が高い」くらいかなあ。

 

じゃあ、「年齢が高い」から選挙に行くか、というと、まあそういう傾向はあるんだろうけど全体では下がってるよね、というのは先ほどの推移率を見ると明らかだと思います。

 

加えて、

消費者物価指数の上昇は投票参加の上昇に結びつく。

良好過ぎる経済状態はかえって人々の投票参加意欲を減退させる

無党派の割合の増加は投票参加の低下に結びつく。

 とのことです。「無党派層の増加」というのもよくニュースで見かけますね。

 

www.nippon.com

無党派層が増加している、というのはこの記事を見ると分かります。

 

 

3.なんで投票率が低下しているのか?

じゃあなんで投票率は低下しているのか?それについて研究しているのがこの論文この論文です。

 

要約すると、

・90年代に「政治への信頼」がかなり無くなった。

・今の大人たちの世代は、自分の生活が脅かされる!と感じない限り政治に無関心。

・なぜなら、彼らは「国による理不尽」を経験したことがないから。加えて、「自分の身の回り」が第一になっている。

・この世代が有権者から離脱しない限り、低投票率は続くだろう。

と書かれています。

 

ちなみに、NHKの世論調査では、92%の人が生活に「満足している」「どちらかといえば満足している」と答えています。これは調査が始まった1973年以来最多です。

 

これでは、投票率は上がりそうもありません。なぜなら、多くの人は生活に満足しているのですから。

 

news.livedoor.com

  

4.どうすれば投票率は上がるのか

ということで、日本の投票率を上げるためには、「国家のパワーで人々の生活をガッツリ脅かす」しかなさそうです。

 

ただし、消費税10%程度では彼らの生活は揺るがないようだ、というのは最近の選挙の投票率を見ていると分かりますし、期日前投票投票率を上げているかというと、全然そんなことないですよね。

 

社会保障をガッツリ減らしたり、治安維持法を復活させたりするといいんじゃないでしょうか。

 

 

5.まとめ

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砂漠のペンギンは、みんなが関心をもって、みんなが投票すればいいなあ、と思っています。「手遅れ」になってしまうのが1番心配。

 

ただ、「関心を持つ」こと自体も結構体力がいるんですよね。それだけの余裕が今の世の中にあるかというと、謎。

 

というか、論文読むと余裕があったとして政治に関心を持つようになるかすら怪しい気がする。だから、国家パワーを炸裂させる以外に方法はないんだと思いますよ。ただなあ、政権与党は投票率低い方が都合いいんだよな現状。

 

 

 6.おまけ

honkawa2.sakura.ne.jp

世界的に見ると日本の投票率は低い方ですが、国によっては投票を「義務」としているようです。

 

ただ、何で見たのか忘れてしまいましたが、「義務」としている国の中には、投票直前まで立候補者の名前すら知らない人が多数いる状態に陥っているところもあるとか。「義務」にしたところで立候補者を調べるわけでもないんですね。

 

www.huffingtonpost.jp

今が無理なら未来に託せ、ということで教育をちゃんとやりましょう。ということですが、教える側も大して政治に関心を持っていない昨今、果たしてこの教育はどこまで意味を持つのでしょうか。

 

 

togetter.com

そもそもいまの20代は自分たちの投票で世の中を変える力がないんですけどね、という話。

 

 

あと個人的に気になっているのは「選挙に行こう!」と言っている人たちの支持政党ですね。野党支持が多いんじゃないかという勝手な推測なんですが、もし投票率が上がって「自民党の」議席が増えたら、彼らはどう思うんだろう。

 

 

あしたは、山本太郎となかまたちと、NHKをぶっ壊す人たちの話を書こうかな。

ァディオ───(`・ω・´)ノ───ス