さばぺんタイムス

音楽と、本のレビューを中心に、その他もろもろを取り扱いたいです。

さばぺんタイムス

もし「NHKから国民を守る党」が政権を取ったら?選挙その3

f:id:sabapen:20190725045107j:plain


はいどうもーヽ(゚∀゚ゞ)!

砂漠のペンギン[@saba_pen]です。

 

いま「女ぎらい」という本を読んでいて、この本についての記事を今度書こうと思っているのですが。

 

正直に申し上げますと、読みづらいことこの上ない!!知らない言葉が多すぎる!!素でエグい!!

 

ということで、読み込んでいる間、もうちょっとだけ選挙の記事を書きます。

 

NHKから国民を守る党」第二弾でーす。探れば探るほど、この人たち面白いです。

 

あと、アクセス多かったんでーす。

 

あっ、前回の記事もご一緒にどうぞ。

 

www.sabapen.net

 

 

 

もくじ。

 

NHKから国民を守る党がもし政権を取ったら?

ということで、NHKから国民を守る党」がもし政権を取ったら?について考えてみましょう。

 

さきにおことわりしておきますが、「NHKから国民を守る党」の代表の方は「NHKスクランブル放送化ができたら、政治家は辞める」と明言されています。念のため。

 

そういえば、「『ありえない』なんて事はありえない」って言ってたのは、ハガレンのグリードでした。

 

 

BSや教育テレビ、紅白歌合戦が消滅する?

まあ、これは間違いないのでしょうね。スクランブル放送...つまり、受信料を払いたくない人たちは、NHKを受信しない代わりに、受信料を払わない選択ができるようになります。

 

するとどうなるか?この党が多数派になるということは、たくさんの人が受信料を支払わない選択をするでしょう。毎月の受信料を払わないことにより、多い方で年2万円ちょっとの余裕が生まれるようになります。

 

その代わりに、NHKの収入は少なくとも半減。番組の質はまたたく間に低下し、BSや教育テレビは予算の関係で消滅、もしくはスカパー状態になることが考えられます。紅白歌合戦だって、予算の都合で消滅するかもしれません。

 

特にダメージを受けると思われるのは、地域関係です。予算が半減すれば、都道府県にある放送局のいくつかは維持できなくなる可能性があります。そうなると、都心はともかく、採算が取れないであろう地方への影響は避けられません。

 

 

現代表の方が政治家を辞める?

現在の代表の方は、スクランブル化が達成されれば「政治家をやめる」と宣言されていますが、どうでしょうか。ここでは、代表がやめる、やめないにかかわらず、「『NHKから国民を守る党』が存続したら」「しなかったら」という視点で考えてみたいと思います。

 

 

党が存続したら、私たちの「なんとなく」で戦争が始まる?

存続した場合、彼らが公約としている直接民主主義」の世界が私たちの国に訪れることになります。

 

そこでは、「NHKから国民を守る党」の党員「だけ」が、あらゆる法案について賛成か反対かを「直接」投票し、その結果に基づいて国会での決議が行われるようになるでしょう。ただ、彼らを支持しない人々にも、彼らが投票の権利を与えるかもしれません。それくらい懐の深い団体かどうかは、今のところよく分かりません。

 

国会では日々あらゆる分野の極めて細かい内容について討議が行われているはずですが、「直接民主主義」の世界ではもはや関係がありません。国会の多数派であるところの「NHKから国民を守る党」の党員は、国会での討議に加わることはないでしょうから、必然的に国会での討議の質は下がります。

 

NHKから国民を守る党」の党員の皆さんは、そういった不十分な討議のもと提出された法案について、あらゆる分野の膨大な量の知識を学び、よーーーーーく考えて決断をしなければなりません。

 

しかし、日常生活においてそのような余裕があるのでしょうか。例えば、大事な法案を決める前後の期間に仕事が忙しくなったら。勉強の余裕など到底ありませんから、場合によっては「なんとなく」賛成・反対票を入れるかもしれません。

 

まあ、今だって「なんとなく」で票を入れる人もたくさんいると思いますし、それ自体はダメと言えるものではありません。ただ、例えば年金について「なんとなく」決めたり、沖縄の基地について「なんとなく」決めたり、そんなことをしてもよいのでしょうか。あまつさえ、自衛隊を軍隊にしたり、他国と戦争を始めたり...。そういったことも、すべて私たち自身が決定をすることになるのです。

 

 

党が存続したら、国会も選挙も無くなる?

ひょっとしたら、直接民主主義の世界では、国会そのものも無意味ということで消滅し、選挙も無くなるのかもしれません。法案はすべてネットで国民に聞けばいいのですから。ある意味では、ムダが削減されることになります。

 

その場合、各省の官僚たちは、いったいどうやって仕事を進めればいいのでしょうか。これから先の方針を大臣たちに聞こうにも、彼らは方針すら持ち合わせていません。すべてにおいて、国民に判断をあおぐことになるのでしょうか。そのプロセスには、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。あるいは、各省庁すらも無くなるのかも。

 

ところで、「直接民主主義」を行うためのシステムが整備されるまでの間、世の中はどうなるのでしょうか?ネットを活用するようですが、まさか数日で整備されるということはないでしょう。この点については、特に言及はされていないようです。

 

それから、今の代表の方が政治家を辞めた場合、別の人間が新しく代表となることでしょう。その方の考え方がどのようなものなのかは全く分かりませんが、それによっては、NHKから国民を守る党」の方針自体も大きく変わる可能性があります。

 

ちなみに、今の代表と並んで長く党に在籍しているのがこの方です。

 

www.youtube.com

産経新聞を攻撃していますが、選挙期間中は特定の個人・団体が特定できるような写真は加工される傾向にあります。全員が並んだ写真は例外のようですが。これは、日々新聞を読んでいれば分かります。つまり、この方は日頃から新聞を読まれていないようです。この方が、次の代表になるのでしょうか。

 

 

党が存続しなかったら、大パニックになる?

党が解散した場合、国会・国政は大パニックに陥る可能性が考えられます。こういった場合はふつう衆議院が解散され、総選挙が行われることが予想されますが、選挙となったとしても、空白期間が生まれることになります。

 

単に「空白期間」と言っても、今までのものとは訳が違います。繰り返しになりますが、彼らの中には国政に関しての方針がないのですから。その間、果たして何が起こるのか、想像もつきません。

 

当然ですが、各政党の勢力図というものも大きく変わっているでしょう。その時、私たちは何を考え、投票するのでしょう。

 

 

おわりに

ざっと思いつくだけ、とりあえず書いてみました。計算などはほとんどしていないので、実際どうなんだろう?という方は、NHKの収支予算民放各局の決算データ直接民主主義の資料現代表の方のYoutubeをご覧になって考えてみていただければと思います。文字をクリックするとそれぞれリンクに飛べます。

 

ちなみに、abemaTVで現代表の方は三浦瑠麗氏の質問に対して「思想が合わないのは共産党」「既得権打破が1番大事で、NHKはその一部に過ぎない」ということを認めてらっしゃいます。

 

ですから、目指してるのは「NHKをぶっ壊す」だけではないということ。そして、NHKから国民を守る党」が「直接民主主義」の理念以前にすでに固有の思想を持っているということは知っておいた方がいいのかもしれません。

 

それに、結党当初は「いずれは『NHKから』を外して『国民を守る党』にする」という理念もあったようですから、ここまで書いてきた「もし政権を取ったら」という可能性も、あながち捨てきれないわけではないのかなと思いました。

 

他のどの政党とも異なる、「政治のしくみそのもの」を変えることを公言する政党ですから、こういったシミュレーションは必要ではないでしょうか。たぶん、れいわ新選組を分析するのとは性質がちがいます。

 

「極端すぎる」と思われる方もいらっしゃるのかもしれませんが、もう1度、ハガレンのグリードの言葉を思い出しましょう。

 

「『ありえない』なんて事はありえない」のです。

 

 

まとめ

f:id:sabapen:20190725045641j:plain

 

代表の方のYoutubeを見てて「すごいな」と思うのは、言葉の選び方。

 

「野党は国民投票に賛成するべきだ」という意表を突いた提案でゆさぶりをかけ、

「国民が望んでるなら3年前に国民投票をやっていたはずだ」「自民党議席を取っているのは経済政策が理由だ」とそれっぽく推理し、

「これを言っているのは僕だけだ」と自らの特別感を演出。

「時間が経てば皆賛成になる、今だけだ、今こそだ」とプロスペクト理論を炸裂させ、

大阪都構想住民投票で否決された」という、根拠っぽい理屈を上手に使う。

「国民を信用してほしい」と言って感情へ訴えかけると同時に、

「野党は国民を信用していない」というイメージを作り出そうとする。

「国民の大多数が賛成してるものを政治家が否定するのはおかしい」という、確かに!と思ってしまう主張を織り交ぜ、

「僕自身はぜんぜんいいとは思ってないけど、その方がいい」とフォローを入れる。

 

しゃべる言葉に一切ムダがないんですよ。全部理屈の上に成り立っていて、かなり、かなりです。

 

詭弁なんですけどね。

 

大阪都構想の話を盛り込むのであれば、イギリスのEU離脱国民投票の話も一緒に混ぜ込むべきなんです。だって、「国民はきっと否決する」という思い込みが、何を生み出したかの好例だと思うんです。

 

こういった辺り、この方も政治家なんだな、と強く思います。

 

それでは、また明日~。

ァディオ───(`・ω・´)ノ───ス