さばぺんタイムス

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NHKから国民を守る党はマジでバカにできない。選挙その2

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はいどうもーヽ(゚∀゚ゞ)!

砂漠のペンギン[@saba_pen]です。

 

今日も選挙のお話をします!

テーマは「NHKから国民を守る党」について。

この党、けっこうバカにできないです。

 

 

 

もくじ。

 

 

1.はじめに

さっそくですが皆さん、この政見放送動画はご覧になりましたか?

 

www.youtube.com

開始2分で再生を辞めたそこのあなた。

 

とってもよく分かります。いいです、見なくても。

 

 

2.「NHKから国民を守る党」をマジでバカにできない4つの理由

衝撃的な政見放送で、ちょっぴり話題になっている「NHKから国民を守る党」。

 

名前を見たときの印象は、「あー、幸福実現党みたいなやつかー」。

 

自分の選挙区にも出てましたが、ポスターもまばら、貼ってあっても顔が載っていない、といった有様で、なんというか異様。

 

代表の政見放送を見たけれど、とにかく「汚い」という印象しかありませんでした。「汚い手を使う」の方でなくて、「汚い雑巾」のほうです。

 

簡単に言ったら「メチャクチャ」です。ついにこんな放送を平然とする奴が政治にも出てきたのか...。と思っていました。

 

ところが、abemaTVでこの代表が喋っているのを見て、印象が変わりました。

 

www.youtube.com

この政党は、バカにできない」。です。一笑に付すことはできないんじゃないかなあ。

 

 

理由その1・「ギャップ萌え」を狙ってやってる

abematimes.com

www.nikkan-gendai.com

 

とにかく、かなり戦略的なのです。

 

何度となく繰り返される「NHKをぶっ壊す」のフレーズも、「汚い」政見放送も、場当たり的なものではなく、先を見越した現実的な戦略に則って行われているものであることが、放送や記事を見ると分かります。

 

そして、「なんだこいつふざけてるな、面白いな」と思って中身を見てみると、いやにマトモなことばっかりを言っているし、いいかどうかはともかく筋は通っている。

 

これ、いわゆる「ギャップ萌え」だ!!

(*ノωノ)キャー

 

ひょっとしたら、このギャップ萌えすら狙っている可能性があります。というかたぶん狙ってるんでしょうね。

 

結党した2013年の時点で、「6年後の参議院選挙での議席確保を目指す」とおっしゃってますから、相当用意周到です。

 

 

理由その2・めっちゃ分かりやすい

「どうしていくか?」が極めて具体的です。彼らの目標は「NHKスクランブル放送にするための法律を作る」ただそれだけ。それが達成されたら、党は解散。こういった人たちを「ワン・イシュー」とか「シングル・イシュー」と呼ぶそうですが、それはそれは分かりやすい。

 

投票する人たちは、こういう人たちを見ると、難しいこと考えなくて済むんですよ。政治っていうのはとにかく分かりづらいから、昨日書いたように自分の生活が脅かされでもしない限り、勉強しようとは思わない。いつ始まるのか分からない戦争のことを考えるよりも、明日あさっての自分の給料のことを考える方が大切なんです。

 

で、「難しいことは他の人たちがなんとかしてくれるでしょ」なんていって、投票するわけです。そういう人たちが、日本全体で2%くらいいたってなんの不思議もありません。

 

ちなみに、代表の方はこういったやり方を他のところから真似たわけではないと発言されているので、なかなか鋭い方だなというのも分かります。

 

 

理由その3・面白いことをやろうとしてる

じゃあ、それ以外をどうするか?だって、国会議員の仕事はNHKだけではありませんから。

 

そこも「NHKから国民を守る党」は明確にしています。

 

www.youtube.com

「自分たちはNHK以外頭にないから決められない。みんなで決めてくれ」というわけです。

 

法案ごとにネットで投票して、賛成が多ければ賛成にして、反対が多ければ反対にしてしまおうと。

 

こういったやり方を「直接民主制」と言ったりしますが、こういった議論はずっと前から行われているみたいですね。

 

www.nagaitoshiya.com

この記事書かれたの2000年だって。すごいな。

 

いいかどうかはさておき、「直接民主制」っていうしくみは言ってみれば「国民主権」にとっての究極の理想だと思うんですよね。これを、NHKを隠れみのにしてやっちまおうぜ、と言うのだから、なかなかの曲者ではないでしょうか。

 

ちなみに、「ネットで直接民主制!」をやろうとしている人たちは海外にもいるみたいです。みんな同じこと考えるんだね。

 

ja.wikipedia.org

tatsumarutimes.com

 

理由その4・なりふり構わない

そして何より、なりふり構いません。「受信料を払わないという違法行為を実行しながら政治をやるのはいかがなものか」と問いただされても、「罰則ないからいいじゃん!」と言ってしまいます。参議院選挙では、7枠ぶち抜きのポスターを貼ってみようとしたり。

 

モラル・ハザードというか、なんというかスレスレのスレみたいなことばっかりやってるんですけど、恐らく代表の方のスタンスは「当選すれば、それが民意」なのだと思われます。まあ、民主主義って突き詰めたらそんな感じですからね。

 

 

3.おわりに

www.nikkan-gendai.com

 

あと、東京書籍の歴史の教科書に、ナチスの宣伝のやり方と、ナチス党員の話が載っていたので引用。

 

大衆の受け入れ能力は極めて限られており、理解力は薄弱であるが、そのかわりに忘れることにかけては実に早い。この事実から、全ての効果的な宣伝においては、焦点をごく一部にしぼり、それをスローガンのように利用し、最低レベルの人間がその言葉で目的としたものを思い浮かべることができるまで、決まり文句を使い続けなくてはならない。

アドルフ・ヒトラー我が闘争」)

わたしは、党が要求すること、行うことにすべて賛成だというのでは決してないんです。しかしねえ、...どんな党でも、どんな運動でも、具合の悪い面というのはあるものじゃないですか?

(ハンス・ペーター・リヒター「あのころはフリードリヒがいた」上田真而子訳)

 

やってること、ヒトラーとそっくりだと思うよ。

 

 

4.まとめ

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