さばぺんタイムス

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「バトルスタディーズ」で政治のお勉強ができます

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はいどうもーヽ(゚∀゚ゞ)!

砂漠のペンギン[@saba_pen]です。

 

今回は「バトルスタディーズ」というマンガについて。

 

おもしろいですよねー。繰り出される「どストレート」な下ネタの数々。バイオレンスな世界観。素でエグい。アニメ化なんて死んでもされないんだろうなという確信をもたらしてくれます。

 

そんな「バトルスタディーズ」で、政治のお勉強ができます。という実験をしてみます。程遠いようで、結構いいと思うんだよなー。

 

では、どうぞ。

 

 

もくじ。

 

バトルスタディーズ」ってどんなマンガ?

バトルスタディーズ」というマンガは、主人公「狩野笑太郎」くんが、高校野球の強豪「DL学園」に入り、甲子園を目指しますよ、という物語です。

 

「DL学園」のモデルは「PL学園」。数々のプロ野球選手を生み出した名門中の名門ですが、近年は数々の暴力事件や、厳しすぎる寮生活が話題の中心となっていました。作者はその「PL学園」野球部の出身。甲子園の出場経験もあります。

 

さてこの「バトルスタディーズ」、政治のお勉強にはかなりいい教材だと思うので、見てみましょう。

 

扱うのは、「政治」「法」「世論」「対立と合意」「効率と公正」について、です。

 

 

バトルスタディーズで「政治」

政治」とは、「人々をまとめること」を指します。どうしても政治家たちの顔が頭に浮かびますが、あれだけが「政治」ではありません。

 

例えば学校のクラスだったり、部活だったりをどうやってまとめるか。大人になれば、会社だったり、家庭だったり。そういったものをまとめるのも立派な「政治」なのです。

 

「DL学園野球部」という集団をまとめることも、政治です。その大役を任されているのは、キャプテンの「烏丸学」くん。しかし、彼は悩んでいました。

 

「野球部の規則を、変えるべきではないのか?」

 

 

バトルスタディーズで「法」「世論」

DL学園野球部と言えば、その厳しい生活ルールが有名です。特に上下関係は強烈で、「1年奴隷、2年平民、3年神様」と言われるほど。厳しいルールを破れば、容赦なく手や足が飛んできます。しかし、このルールの中で、DL学園野球部はこれまでまとめ上げられてきました。こういった、まとめるためのきまりのことを「」といいます。

 

烏丸くんは、この「法」を変えるべきではないのか、と悩んでいるのですね。その理由は、「DL=暴力」というイメージが根付いているから。今は暴力によって甲子園への道が閉ざされる時代。もう暴力や厳しさによる政治は世間が許さないのではないか?と彼は考えているわけです。こういった、政治に影響を与えるイメージのことを「世論」といいます。

 

しかし、この烏丸くんの考え方には反対意見も根強く残っています。反対を唱える部員の代表が、チームのエース「金川春馬」くんです。彼は、「今まで自分たちがやってきたことを否定したくない」と語ります。厳しい寮生活こそ、自分たちが強くなれた理由なんだと。もう一人の反対部員「藤巻香」くんは、「自分たちの甲子園出場が消えるのが怖くてDLの伝統を無くすなんてメチャクチャだ」と息巻いています。

 

 

バトルスタディーズで「対立と合意」「効率と公正」

政治を行うときには、こういった「対立」というのは必ず生じるものです。この「対立」を、いかにして解決するべきか。烏丸くんはチームをまとめなければなりませんから、部員たちの誰もが納得のいくよう、工夫して解決しなければなりません。全員が納得して解決することを「合意」といいます。

 

 

「合意」するためには、どうしたらいいのでしょうか?そのヒントとなる視点が、「効率」と「公正」です。

 

たとえば、烏丸くんはキャプテンですから、「他の人の考えを聞かずに自分の考えを押し通す」ことができるかもしれません。これは、「効率」の観点でいえば簡単でムダがなく、いい選択になるでしょう。しかし、反対部員にとっては自分の話が聞いてもらえず、「不公平」だという不満が生まれるでしょう。「公正」の観点から見るとこれはよろしくありません。

 

では、例えば「みんなの話を一つ一つ聞いてきちんと話し合い、まとめる」のはどうでしょうか。反対部員たちは、自分たちの話も聞いてもらえると感じます。これは「公正」、つまり誰でもかたよりがなく話をする機会がある、という観点からはいい選択です。しかし、方向性が決まるには相当な時間がかかるでしょう。「効率」の観点からはあまりいい選択ではありません。

 

方向性、というのも問題になってきます。

 

これまでのDLの伝統を継続する」となった場合、特にダメージが大きいのは1年生です。1年生だけ私語禁止、1年生だけ笑顔禁止、1年生だけ食事の時以外は水禁止。こういった「法」が継続されることは、3年生にとっては手間も省けて「効率」的ですが、集団全体の「公正」、つまり誰でも同じように生活ができるか、という観点は完全に欠落しています。

 

これまでのDLの伝統を無くす」となった場合はどうでしょう?1年生は3年生と同じように生活ができるようになるわけですから、「公正」という観点では文句のつけようがありません。しかしながら、寮生活は大きく変化し、3年生は新たなやり方を模索しなければなりません。時間もかかるでしょう。「効率」という観点では大きなダメージです。

 

この「公正」と「効率」という観点は、政治を行うにあたって生じる問題点を整理する時に有効なものの見方です。残念ながら、どちらも100%満足!という「合意」が生まれることはほとんどありません。ですから、この2つの観点をいかにバランスよく見極め「合意」に導けるかが、政治を行う際に非常に重要なポイントになるわけです。

 

 

おわりに

・・・こんな感じで!!(((o(*゚▽゚*)o)))

どーですかね。

 

ほんとはもうちょっと色々書いてたんですけど、書いてるうちにどんどん原理原則の方に話が行ってしまったので、そっちに全振りしちゃいました!!

 

ちなみに「政治」=「人々をまとめること」とザックリ解説しましたけど、「そうじゃないよ」という意見もあるそうで、定義すらまとまっていません!!それが政治です!!

 

中学社会の教科書は冒頭でガッツリ「効率」「公正」を取り扱っていますよね。これで独裁とか民主主義とかも一通り説明できるので、これ結構便利だと思います。

 

なんかもうちょっと説明したいな!!(((o(*゚▽゚*)o)))ということで続きはまた今度。

 

ァディオ───(`・ω・´)ノ───ス