ペンギン・ベース

「グレイ」たちの秘密基地を作ろうぜ。 #グレイになろう

「欲望の時代の哲学2020」が、コロナ下のSNSの治安悪化の原因を言い当てていた話

そろそろ、ブログもちゃんと更新していかないといけないですね。

ということで、やっと書き始めます。

 

はじめに 

 

改めまして、 

・みんなで「グレイ」になろう

「グレイ」を増やそう

 

というのがこのブログの目的です。

 

 

「グレイ」とは、「ペンギン☆ブラザーズ」というマンガからアイデアをもらった、僕なりの新語。

 

・何にも所属しない(同調圧力に屈しない)

・当たり前をうたがう

・みんなの利益のために行動する

 

そんな人たちのことです。

 

 

「グレイ」の話についてもう少し知りたい方は、過去記事をお読みください。

 

www.sabapen.net

  

www.sabapen.net

 

 

さて今後、「グレイ」を理解するための、あるいは「グレイ」になるためのヒントを、このブログの中で少しずつ取り上げていけるといいなと思っています。

 

その第一回として、NHK-BSで放送された「欲望の時代の哲学2020」を取り上げます。

番組内で語られたことを引用しつつ、「グレイ」へアプローチしてみることにします。

 

ちょっと長いです。

 

www.nhk.or.jp

 

 

最近、ネットの治安ヤバくないですか 

 

コロナウイルス流行前後から、ネットの治安がめっちゃ悪いと言われてます。

確かに見ていると、どいつもこいつも誰かをボコりたくて仕方ない感じ。っていうかボコってる。

それでコロナが収束すればいいんですけど、全然そんな気配もないですからねぇ。

もはや万人の万人に対する闘争。

下手なことをつぶやくと、世紀末よろしく消毒されちまいそうです。

 

この番組「欲望の時代の哲学2020」が放送されたのはコロナ問題が本格化する直前なんですが、

この状況が訪れることをかなり示唆しているなあと思ったりもしたわけです。

 

SNSは西部開拓地のよう。法の支配に守られていない。

アナログじゃできないことが、なんでもありになっている。

カリフォルニアから生まれたのは偶然ではない。

西部開拓時代のスタイルが、民主主義の社会形式に大きく入れ替わった。

だから、シリコンバレー発のSNSが、民主主義を弱体化させる。

 

こんなことが語られていました。

そりゃ、なんでもありだったら、なんでもやっちゃいますよね。

リアルな世界だったら、悪口言いまくるって大人なら立派な犯罪になるはずなんだけど、

それがネットだと匿名でなんでもできるぜ!って、確かによく考えれば変な話だよね。

 

面白いのが、「SNSが民主主義を弱体化させる」っていう論調。

SNSって、なんでも喋れるから自由もあるし、民主主義...みんなが主人公!みたいな感ありますよね。

でも実態はそうじゃなくて、逆にしぼむ一方だってことです。*1

 

 

自由すぎるネット社会は、逆に自由じゃない

 

SNSは、必然的に自由意志や自由、民主主義を損なう。

Facebookは一部の人々の思惑で乗っ取られ、トランプ政権への道を開いた。

人間の社会性は、社会ネットワークの構造次第で損なわれる。

 

自由すぎる状態が逆に自由を奪っていく、っていうのは、矛盾してるようで理解しづらいんだけど、

今起こっている状態を見てるとよく分かりますよね。

誰かを批判しようものなら、それに反対する誰かが飛んできて罵倒してくるじゃないですか。

罵倒に次ぐ罵倒で、口は悪くなっていくばかり。

(き○こっていう人のログとか見てると分かりやすい)

気がつけば、刺激の強い言葉ばっかりがもてはやされるようになっていって、

そうじゃないものはダメ!みたいな感じになってっちゃう。

 

そうなると、多くの人はきっとためらうと思うんですよ。

「ああ、いま余計なこといったらボコボコにされるから、やめておこう」って。

それが余計かどうかも分からずに。*2

 

そうやってどんどん、ネットは息苦しい世界になっていっちゃう。

ネット上で、意見の不一致を生み出す機会に直面している。

意見が合わない時、相手に対抗する自己イメージを生み出してしまう。

SNSは、自由を破壊することなく、自由の心臓部を攻撃する。

私たちは、知らず知らずのうちに操られていく。

 

今世の中は、コロナによってまさに「自由の心臓部を攻撃」されていると思いません? 

 

 

ネット社会で自由を守るためにどうするか

 

どうしたもんかねえ。

僕は

「なんでも疑いの目を向けること」

「疑いの気持ちを発信すること」

これしかないと思うんだけど、難しいかなあ。

 

なんかおかしいよねっていうのは、言い続けないといけない気がしていて。

きっと気がつけば、本来の「自由」ってものはどこかに消し飛んでしまう。

 

この番組では

自由意志は絶えず自らを攻撃する。

という言い方で表現されていて。

これはもう人間の性みたいなもんで、目の前にバナナぶら下がってたら、後ろの罠に気づく前に飛びついちゃう時があるんですどうしても。

 

だから、飛びつく前に気づかせるシステムが必要っすよね。

飛びつこうとしたらアラーム鳴らすとかね。 

良い人、良いインフラ、良い制度は自由意志の総量を増やす機能を果たす。

 って、番組の中でも言ってました。

 

正直言って、「もう手遅れなんじゃねぇか」とすら思ってしまいますが、

小さなことからコツコツと。まずは自分から、どうにかしていきたいですね。

 

あなたが自由に抱いているはずの欲望が、誰かの欲望を鏡のように写しているだけだとしたら?

こういう「疑い」の気持ちを常に持っていることが、世界を快適にしていくことにつながるんじゃないかなー。

 

余談1

ネット使うの、免許制にしたらいいんじゃないかなあ。車みたいに。

インフラだしさ。話はズレちゃうんですけどね。

 

余談2

これ、番組内で語られていたけど、すごくいい言葉だなと思ったので紹介しておきたいです。

Q:人生の意味についてどう思いますか?

→人生の意味は運命を探すこと。

 運命の感覚を失った時、人生の意味を見出せなくなる。

 本来やるべきでないことをやっていると感じた時もそう。

 人生の意味は自分自身に近づいた時分かる。それは、自分は何者かを理解した時。

 

 

 

 

よかったら、ブログを読んで思ったこと、気づいたこと、気になったことなど、コメントに書いてくださるとうれしいです。

 

ではまた〜。

*1:まあ、そもそもの話、今あるSNSって会社が用意してるから、結局は会社の手のひらの上なんですよね。自由なんて見せかけでしかない。そんな話はSNSが出始めるころに結構あったと思うけど、最近はもうそういうのも聞こえなくなってきましたね。

*2:これ、いわゆる「空気を読む」ってやつなんだろうけど、果たしてこれは「読んでいる」のか「読まされている」のか、どっちだろう。